軍事費を聖域化するな
10月15日に公表された2010年度概算要求の防衛省要求額は4兆7722億円です。ほぼ今年度予算並みとなっています。
費目で見ると、人件費には手をつけず、24万人の「制服組」そして2万人の「背広組」という総勢約26万人の体制を維持したままです。
また、パトリオット(PAC3)追加配備をはじめとした「ミサイル防衛」予算や、海外派兵型兵器の3隻目となるヘリ空母の建造費1181億円も入っています。
民主党が「見直す」と言っていた米軍再編にからむ予算も、自公政権時の水準を維持しています。
「不要、不急の予算は削減」と政府与党は主張しています。軍事費もその観点で聖域扱いすることなく、徹底した精査が必要です。
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