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2009年10月26日 (月)

沈まぬ太陽

333831view004 沈まぬ太陽

まともにものを言う労働者を排除し、企業の中から民主主義を駆逐し、上意下達の組織づくりに奔走した日航の姿が生々しく描かれている。まともな主張をする労働者をいじめ、排除してきたのは日航だけではない。日本の大企業のほとんどが多かれ少なかれやってきたことだ。数多くのまともな労働者が臍を噛むような悔しい思いをしてきていたのだ。この小説のモデルになった小倉貫太郎さんもそうちの一人にすぎない。そして現在も同じようなことが日本の企業の中で行われているのだ。
そして日航にからむ利権を貪る政治家、官僚たちの姿もリアルに描かれている。原作にかなり充実に作られているため、途中に休憩の入る3時間半の長篇になってしまった。期待以上のできあがりで大満足でした。

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