2009年8月17日 (月)

米原万里を語る

米原万里を語る Book 米原万里を語る

著者:井上 ひさし,金平 茂紀,吉岡 忍,井上 ユリ,小森 陽一
販売元:かもがわ出版
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故米原万里を偲ぶために山形のシベールアリーナ&遅筆堂文庫山形開催された米原万里展のイベントを一冊にまとめたのが本書。万里さんの奇才ぶり豪快な一面がそれぞれのスピーカーから浮き彫りにされる。お父さんの仕事で行くことになった在プラハ・モスクワ学校の体験が彼女の傑作、嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)オリガ・モリソヴナの反語法 (集英社文庫) の出発点になっている。小森陽一氏も同じ学校に通っていたとは驚いた。

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2008年11月13日 (木)

ガセネッタ&(と)シモネッタ

ガセネッタ&(と)シモネッタ (文春文庫) Book ガセネッタ&(と)シモネッタ (文春文庫)

著者:米原 万里
販売元:文藝春秋
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品のいいシモネタが数編、あとはロシア語同時通訳者としてのエピソードと言葉と人間の関係。著者のユーモアのセンスが生きたエッセー集。ちょっとした話のネタになる話題がいっぱい。

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2008年9月 2日 (火)

心臓に毛が生えている理由

心臓に毛が生えている理由 Book 心臓に毛が生えている理由

著者:米原 万里
販売元:角川学芸出版
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新聞や雑誌に書いたエッセーをまとめた1冊。思わずニヤリとしてしまうセンスのいい文章がつまっている。彼女の代表作「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」を書くきっかけなどもしたためられている。彼女の子ども時代を書いたエッセーが特に面白かった。題名は同時通訳者の心意気を描いたエッセーからとったもの。

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2008年4月24日 (木)

魔女の1ダース

魔女の1ダース―正義と常識に冷や水を浴びせる13章 (新潮文庫) Book 魔女の1ダース―正義と常識に冷や水を浴びせる13章 (新潮文庫)

著者:米原 万里
販売元:新潮社
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得意の下ネタもサービスたっぷりに披露してくれている。月刊誌「通訳・翻訳ジャーナル」に連載されたエッセーをまとめたもの。軽妙なユーモアの中にも「言葉とは何か」「民族とは何か」「人が人を評価する法則」「残酷さとは何か」「ユーゴの悲劇はどこからきたか」「日本はなぜここまでアメリカに従属的なのか」…という根元的な問題を考えるきっかけになる。楽しく読めて、こんな考え方もあったのかと、目からウロコの1冊。

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2007年11月 8日 (木)

米原万里の「愛の法則」

Book 米原万里の「愛の法則」 (集英社新書 406F)

著者:米原 万里
販売元:集英社
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高校生を相手によくこんなストレートな表現で男と女について語ったものだ。「女は本流、男はサンプル」妙に納得してしまった。後半の翻訳業について語っているところは、伝わらない悲しさを経験したことが、伝える喜びを知ることになった、という逆説が面白かった。要所要所に得意の下ネタが生かされて楽しく読めます。

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2007年8月 9日 (木)

打ちのめされるようなすごい本

打ちのめされるようなすごい本

Book 打ちのめされるようなすごい本

著者:米原 万里
販売元:文藝春秋
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1日に7冊も読んでしまうという速読の達人。前半は『週刊文春』に掲載していた「私の読書日記」の集大成。後半はその他の新聞、雑誌に掲載された書評のオンパレード。仕事柄ソ連、ロシアものが多く興味をそそられる。癌におかされてからも、読みまくり、書きまくっている。逆手をとって、癌関係の本を読みあさり、実際に試した経験を明らかにしている。知的で科学的な著者でさえ病気にはまいってしまう。まさに「藁をもつかむ」という心境が痛いほど伝わってくる。読書の世界が一気に広がる一冊だ。巻末の井上ひさしの解説「思索の火花を散らして」に深く共感した。

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2007年5月 8日 (火)

マイナス50℃の世界

マイナス50℃の世界 マイナス50℃の世界

販売元:楽天ブックス
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「モスクワやレニングラードのマイナス30度よりヤクーツクのマイナス55度の方がすごしやすいんです」 人間の身体は恐ろしい適応力を持っている。屋内プラス20度屋外マイナス50度70度の温度差にも平気で暮らせるようになるという。いやー驚きの1冊でした。

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2007年1月31日 (水)

他諺の空似

他諺の空似   ことわざ人類学 Book 他諺の空似 ことわざ人類学

著者:米原 万里
販売元:光文社
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この本流に、柳沢厚労省大臣の発言を例えるなら、「覆水盆に返らず」(日本)「抜けた頭髪は二度と元の頭には戻ってくれない」(ロシア)「吐いた唾は口の中に戻れない」(アラブ)「70匹の鼠を喰った猫がメッカ参りをしても神様には許されない」(パキスタン)。また、発言後の対応は「後の祭り」(日本)「家に火がついてから井戸を掘る」(ネパール)「嵐の後に戸にかんぬきをするな」(フィリッピン)、となる。著者得意の色っぽいジョーク、古今東西の諺、そして当時の小泉政治への歯に衣をきせぬ批判がないまぜになって独特の雰囲気を醸し出す異色の本だ。

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2007年1月22日 (月)

オリガ・モリゾウナの反語法

オリガ・モリソヴナの反語法 Book オリガ・モリソヴナの反語法

著者:米原 万里
販売元:集英社
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オリガ・モリソヴナとはプラハのロシア語学校のバレーの先生である。1920年代の派手なファッションに身を包む彼女とフランス語の同じようなオールドファッションの先生。主人公の志摩は帰国後30数年の月日を経て、彼女らの謎に挑む。謎が謎を呼ぶ展開。しかし、最後にはそれぞれの断片がひとつになり壮大なドラマを構成する。地理的にも時間的にもスケールの大きな品格高い作品だ。読みごたえ充分。なんとも発音しにくく1度では覚えられない書名だが、読んでみると題名はこれしかないとうなずける。

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2007年1月16日 (火)

必笑小咄のテクニック

必笑小咄のテクニック Book 必笑小咄のテクニック

著者:米原 万里
販売元:集英社
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ジョーク、ショートショート、しゃれの効いた小咄は人生の清涼剤。それを類型化しそのテクニックの抽出を試みた。作例がふんだんで、著者得意の下ネタもたっぷり披露されています。それぞれの章に問題も用意されていて、読者のセンスも問われる。本書は闘病中にまとめられ遺作となった。

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