2007年10月23日 (火)

ありがとう、さようなら

ありがとう、さようなら (ダ・ヴィンチブックス)

Book ありがとう、さようなら (ダ・ヴィンチブックス)

著者:瀬尾まいこ
販売元:メディアファクトリー
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「ダ・ヴィンチ」に連載されたエッセーをまとめたもの。生徒たちが生み出すさまざまなサプライズに心あたたまる。いろいろ大変だけど、先生ってだからいいんだよね、と思う一冊でした。

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2007年9月20日 (木)

見えない誰かと

Book 見えない誰かと

著者:瀬尾 まいこ
販売元:祥伝社
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教員採用試験を9回連続落ち続けて念願の正教員に。現役の中学校教諭らしい話がいっぱい。彼女の作品も実体験をもとに書かれたものが多いということがわかる。最初の担任になった、たった8人のクラス、その子たちが先生のために作ってくれた、たった20秒のオリジナル曲の話は感動もの。校長や同僚、そして生徒との出会いの中で心豊かにになっていく姿が読み取れた。

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2007年9月11日 (火)

温室デイズ

Book 温室デイズ

著者:瀬尾 まいこ
販売元:角川書店
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一晩で一気に読んでしまいました。崩れるクラスをなんとか支えようとするナイーブな中学生たち。親も教師も何か大切なところですれ違ってしまっている。ドロップアウトした生徒にはとことん優しいシステムがつくられていて、崩れるクラスで歯をくいしばる生徒にはとことん冷たいシステムになっている。そんな矛盾した教室を二人の女生徒の目線から描いている。「本当に狂いそうな中学生がいるんだ。自分の体を傷つけてもはけ口が必要な中学生が」という一節にドキリとした。

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2007年9月10日 (月)

幸福な食卓

DVD 幸福な食卓 プレミアム・エディション [DVD]  プレミアム・エディション

販売元:ジェネオン エンタテインメント
発売日:2007/06/22
レンタル

普通の高校生の溌剌とした姿がよく描かれていて元気が出てくる。軽いタッチで描きながら、身近な人間の死、家族それぞれの役割、人を愛すること、重いテーマが心に響く。

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2007年2月27日 (火)

強運の持ち主

強運の持ち主 Book 強運の持ち主

著者:瀬尾 まいこ
販売元:文芸春秋
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占い師が主人公だが「占い」そのものをちょっと茶化しているところがおもしろい。まじ、深刻なことを決断するのに占いに頼っててはだめだよね。占い師も困ってしまうよね。科学的根拠はないけど直感って当たることが多いのは、それまでの経験や蓄積されたものがあるからなんだよね。軽妙でさわやかな読後感の作品でした。

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2006年12月10日 (日)

幸福な食卓

幸福な食卓 Book 幸福な食卓

著者:瀬尾 まいこ
販売元:講談社
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突然の「お父さん」廃業宣言から物語は始まる。時代感覚に鋭い著者ならではの軽妙なタッチでストーリーは展開していく。しかし、ずっしり重いテーマが突きつけられる。家族って何、自分の命を絶つってどういうこと、人間の役割って何…。日常の暮らしで見失いがちな大切なものを再認識させてくれる作品でした。

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2006年11月27日 (月)

優しい音楽

優しい音楽 Book 優しい音楽

著者:瀬尾 まいこ
販売元:双葉社
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標題作と「タイムラグ」「がらくた効果」の3編がおさめられた短編集。なかでも「タイムラグ」は出だしから突飛な展開。同棲相手の拾ってきたものは元大学教授の現ホームレス。3人でいっしょに過ごすお正月風景がおもしろい。やっぱり1月2日は書き初めをするんです。「役に立たない」知識満載の元大学教授とこの家の主人が2人ですごす、ゆったりと流れるお正月の時間は雰囲気がよくでている。

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2006年11月24日 (金)

天国はまだ遠く

天国はまだ遠く Book 天国はまだ遠く

著者:瀬尾 まいこ
販売元:新潮社
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ノルマと人間関係に行き詰まった千鶴の復活物語。ど田舎の民宿の主、田村は田舎ぐらしにはまっている。静かで美しい日本の田舎で、二人のコミカルな物語が展開される。田村のおおまかで男らしいキャラがいきいきと描かれている。恐がりだが、やること大胆という千鶴。2人のかけあいが面白い。深夜にひとり吹き出してしまった。田舎はきれいな自然がいっぱい。「そやけど、あんたにはそれだけではあかんやろ?」千鶴の居場所はここには無かった。

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卵の緒

卵の緒 Book 卵の緒

著者:瀬尾 まいこ
販売元:マガジンハウス
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「卵の緒」「7’blood」の2作品がおさめらている。「卵の緒」は、お母さんがおしゃれ。頭の回転が速くユーモアのセンスが洗練されている。行動が直線的で鋭い。こんなお母さんに育てられる子どもは幸福に違いない。

私は「7’blood」の方がおもしろかった。七子と七生は「夜のピクニック」と同じ腹違いの姉弟という関係。おとなの顔色を伺いつつ、明るく生きる七生がけなげだ。じんわりくる作品でした。

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2006年11月 9日 (木)

図書館の神様

図書館の神様 Book 図書館の神様

著者:瀬尾 まいこ
販売元:マガジンハウス
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たった一人の文芸部部員と顧問の主人公との会話が絶妙。コミックみたいに軽く読めてしまった。しかし、底に流れる重いものがある。バレー部の試合のあとの反省会できつい事を言った。その子が自殺。それが原因なのかどうかはわからない。そんなに仲もよくなかった。自殺した子は山本さんという。

人の死と関わることによって主人公の清が受けた心の奥底に沈殿するような思い。それが軽妙で楽しい展開の背景に流れている、とっても奥深い作品だった。

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