2008年8月 5日 (火)

パーソナリティー障害

パーソナリティ障害  /矢幡洋/著 [本] パーソナリティ障害 /矢幡洋/著 [本]
販売元:セブンアンドワイ ヤフー店
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アメリカ精神医学界が定めたDSMという類型化に沿った解説書。セオドア・ミロンという学者が確立したパーソナリティー障害の11のカテゴリーを事例にもとづき、わかりやすく解説している。

パーソナリティー障害は病気とは言えない。その人の個性の一環とみなせるものだ。しかし、そのパーソナリティーによって他人に被害が及ぶ場合、それが誰からみても異常と思われる場合、病気という認識になり、治療が必要とされる。

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2008年1月29日 (火)

ヒバクシャの心の傷を追って

ヒバクシャの心の傷を追って Book ヒバクシャの心の傷を追って

著者:中沢 正夫
販売元:岩波書店
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被爆から63年のなろうとする今、各地の裁判で負け続けた国は被爆者の認定基準をやっと見直すという。あまりに遅きに失したという言うべきであろう。63年たった今も苦しむ被爆者の方たち。肉体的な苦しみはもちろんだが、心の痛みはいっそう深く鋭くなっている。史上初めての原爆投下というまさに未曾有の事態が人間の心をいかに傷つけたかを現代の精神医学の観点から明らかにしている。「見捨て体験」による自責の感情、感情麻痺、フラッシュバック(引き戻さられ体験)等を例証している。多くの被爆者が重篤なPTSDを今もひきずっている。普通トラウマは時の経過とともにうすれていく。しかし被爆者は違う。放射能被害がどこまでも追いかけてくる。まわりで同じ被爆者が白血病や癌で死ぬ、自らも体調不良に悩まされる。そのたびに「あの日」がフラッシュバックする。阪神・淡路大震災にたとえるなら「震度5レベルの余震」が毎日のように62年間続いてきたようなものなのだ。しかも次に死ぬのは自分かもしれない。ここが、ほかのPTSDとまったく違う、ヒバクシャの心の傷の特徴なのである。

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2007年8月23日 (木)

統合失調症とのつきあい方

Book 統合失調症とのつきあい方―闘わないことのすすめ

著者:蟻塚 亮二
販売元:大月書店
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統合失調症は治る。しかし、治っても治っていないふりする患者もいる。治ったら生きていけないとわかっているからだ。収入も住居もなければ、治ってもいくところがない、精神疾患をもつ患者への社会的条件の劣悪さがそうさしている。障害者自立支援法は財源不足を理由に障害者からも応益負担を求める。これでは障害が重いほど生きていけないことになる。障害者をとりまく社会の問題が治療を遅らせている面を鋭く指摘している。

「息子を「治そう」と思うこと、すなわち彼を病人扱いし続け、彼の現在を否定し続けている限り、彼は治らない。彼に対する期待の水準をとりあえずは撤回するか、下げるしかして、ありのままの彼の水準をよしとすること。そして、彼の「よいとこ探し」をしよう。そして、「今の彼と一緒に未来を築こう」と思うことだ。

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2007年5月22日 (火)

自己治療

依存症 Book 依存症

著者:信田 さよ子
販売元:文藝春秋
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目からウロコの1冊でした。当人にとって望ましくない厳しい現実、たとえ酔っている間だけでも自分にとって望ましい時間をつくる。アルコール依存は、その人なりの「問題解決」なのである。自分ひとりで自分の感覚を変えておこなう「自己治療」なのである。たしかに、そういう一面があるのは確かだと思う。だからといってその行動を肯定できるわけではない。厳しい現実はいつまでも穏やかに待っていてくれない。

アルコール依存症をとりまく家族関係の分析には感心した。私自身の経験からも、毎夜の夫婦喧嘩はいやなものだった。その時の感覚がいまだに親子、兄弟の中に影を落としていることに気がついた。なにか、しっくりいかない感覚の謎がわかったような気がした。

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2007年5月21日 (月)

アルコール依存症は治る

51w6sj1p5gl_aa240_ この病気は本人の自覚が無いどころか必ず本人は否定するという特徴をもっている。まずは、本人が病気の自覚をし「病気を治す」という強い意志をもつところから治療はスタートする。結局、酒を断つしか方法は無い。いかに断酒を長続きさせるか。これは本人の生き方に関わってくる。だから、この病気の治療は「どう生きるか」が問われる。

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こころをはぐくむ

Book こころをはぐぐむ―アルコール依存症と自助グループのちから

著者:今道 裕之
販売元:東峰書房
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アルコール依存症は一昔前まで治らない病気とされていた。しかし、この間のさまざまな実践により「治る」病気という認識に変わってきた。しかし、それは断酒という厳しい方法しか無い。一人ではできない断酒。各地にできた断酒会などの自助グループが断酒によるアルコール依存からの脱却を実践している。

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