2009年12月19日 (土)

森に眠る魚

森に眠る魚 Book 森に眠る魚

著者:角田 光代
販売元:双葉社
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幼稚園ママたちの日常と深い闇を描いた作品。幸福依存症とも言えるような他人に依存して幸福を得ようとする女性たちの矛盾をみごとに描いていた。

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2009年12月10日 (木)

日米安保を考える

「従属」から「自立」へ 日米安保を変える Book 「従属」から「自立」へ 日米安保を変える

著者:前田 哲男
販売元:高文研
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普天間基地問題で日米安保のあり方までもが問題になってきている。本書は戦後の安保の変質の経過をコンパクトにまとめている。その上で、この路線上で日本の国益、安全は守れるのかと問題提起している。そしてそれに対抗できる高層を具体的に掲げている。

 普天間問題で本当に困っているのはアメリカの方で、日本は「それでは米軍再編の話は無かったことに」と言われても、さっぱり困らない。そもそも米軍再編はアメリカの戦略にもとづくもので、日本の安全のためのではない。それに政権が変って駐留米軍基地が無くなる確立は国際的に見ると8割にものぼる。政権が変っても、駐留米軍基地になんの変化も起こらない方がおかしいのだ。政権が変ったのだから、今までの合意は「白紙に戻します」と明言しても、なんらおかしくないのだ。アメリカもそうやってきたのだ。普天間問題は国民が安保を真剣に考えるきっかけになったのは確かだ。

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2009年12月 7日 (月)

在日米軍

417fezpr4rl_ss500_ 「在日米軍」

梅林 宏道著

4万人もの兵力が日本にとどまり続けるのはなぜか。米国の新戦略の中で、どのように変化するのか。米国の情報公開制度を駆使して多数のデータを蓄積してきた著者が、在日米軍の知られざる活動や市民生活への影響を報告。日米安保条約の規定を超え出てグローバルに展開するその実態に迫り、米軍なき東北アジアの地域安全保障を構想する。

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活憲の時代

活憲の時代 コスタリカから9条へ―こころを熱くする伊藤千尋・講演集 (こころを熱くする伊藤千尋・講演集 1) Book 活憲の時代 コスタリカから9条へ―こころを熱くする伊藤千尋・講演集 (こころを熱くする伊藤千尋・講演集 1)

著者:伊藤 千尋
販売元:シネフロント社
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コスタリカでは小学生が憲法訴訟を起こしている。憲法を使ってくらしを変えている実例が豊富にしめされています。日本ではまだまだ憲法が使われていないのが実情。元気の湧く本でした。

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2009年12月 1日 (火)

マルクスは生きている

マルクスは生きている (平凡社新書 461) Book マルクスは生きている (平凡社新書 461)

著者:不破 哲三
販売元:平凡社
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マルクスの理論が現代社会にどのように顔を出しているのか、わかりやすく書かれています。時代や世界を見る目が変ります。資本主義ではどうしても解決できない問題を人類はどう乗り越えていくのか。いま日本の政治もまさに、そこが問われ始めています。

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2009年11月24日 (火)

三匹のおっさん

三匹のおっさん Book 三匹のおっさん

著者:有川 浩
販売元:文藝春秋
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今の60過ぎなんてまだまだ若い若い。そんなおっさんたちの地域限定の活躍ぶりが楽しい。そして若い二人のラブロマンスも初々しい。

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終わりと始まり

著者:有川 浩
販売元:文藝春秋
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終わりと始まり Book 終わりと始まり

著者:ヴィスワヴァ・シンボルスカ,沼野 充義
販売元:未知谷
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ポーランドの女性詩人の作品。戦争、憎しみ…割とわかりやすい作品が多く共感できる詩集でした。

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2009年11月19日 (木)

戦争の悲しみ

41d4rjfxrsl_ss500_ 「戦争の悲しみ}

バオ・ニン著

読み終わっても興奮で眠ることができなかった。人民軍の兵士から見たベトナム戦争の真実のひとつがここにはある。モノローグのように繰り返される初恋の相手フォンへの強い思い。戦争が変えてしまった人生への悔恨。もう2度と戻るのことのできない、あの青春の輝きの日々への熱い感情がほとばしっている。戦争小説として世界でも高く評価されたのもわかる。やや変った構成が逆に過去を思い出す作業を著者といっしょにしているかのような思いにさせてくれる。

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2009年11月16日 (月)

覇権なき世界を求めて

覇権なき世界を求めて―アジア、憲法、「慰安婦」 Book 覇権なき世界を求めて―アジア、憲法、「慰安婦」

著者:石川 康宏
販売元:新日本出版社
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「東アジアの共同」とは何か。アメリカのスタンスの変化。小泉元首相の靖国参拝が東アジアの共同にどんな影響を耐えたか。とても興味深く読むことができました。特に最終章の「従軍慰安婦問題に見る世界の構造変化」はいわゆる靖国派の無勉強ぶりに憤りを感じました。

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砂のように眠る

51ye05dz03l_sl500_aa240_ 「砂のように眠る」関川 夏央著

私は昭和30年生まれ。日本も中進国程度にはなっていた時代。それから先進国へと駆け上がっていくことになる。本書は戦後を小説ろ時代を象徴する本の評論とを交互に入れ、戦後とはどんな時代だったかを表現しようと試みている。懐かしさとともにちょっともの哀しい物語がすてきでした。

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